山行: 2001 2002 2003      to private zone

大好きな穂高連峰

上の写真(以前のもの)で白い筋が”く”の字のように写っているのが岳沢である。
冠雪した左から西穂高2909、奥穂高3190、前穂高3090、全て登頂したことになったが、北穂高がまだだ。


後方は奥穂高

涸沢カール

後方は北穂高岳

頂上にて

雲海かなたは乗鞍岳

<2003 9/27-28 前穂高岳 3090m 岳沢にてキャンプ>

穂高の魅力については他のページで書いてきたので、
登山について。
登山をしようとするときには幾多の不安が頭をよぎる。言わば行動と不安を天秤にかけ、意志決定をする。(この心理を書き出すと長くなるので別の機会に)

しかし、無事に下山できた時の達成感は子どもが始めて先生から誉められた時のような気持と同時に、赤子が母の乳をむさぼる時のような欲求が混ぜ合わさった状態になることである。

今回は更に、人間にはどうして美術や音楽や演劇が必要か初めて気がついた。

人類は数千年も前から、歴史や民族、地域を超越し、火の回りに人々が集まり、肉を食い酒を飲み、太鼓を叩き笛を吹き、音を聴いたり、リズムにあわせ踊ったり、演技を観たりしだした。 如何してなのか?

また、壁面や天井に動物を描いたり彫刻をしたり、あらゆる物に形や色や模様など、さまざまな道具にも装飾や意匠を施してきた。その他、多くの遺跡や遺品が示すように生きていく上で不必要としか思えないようなものをたくさん創造し表現してきた。 何の為だったのか?

この意味の真髄が少し分かったような気がした。

岳沢の一夜 2003 9/27-28

関連ページ: 岳沢 2000 9/20-21
  

to private zone