一期一会

2001/07/31
Hiro visits Boston in Massachusetts of the USA.
Dear Sullivan family.
Thank you very much for your kindness and a very nice idea.
I think that hiro will get a lot of unforgettable experiences from your family.

In 21 century, Japanese needs more the communication for foreigner and  the power of expression (presentation) in global society.
We have to recognize that there are many kinds of people, the different ideology, and the different values.
The first thing to do is to know them through various kinds of experiences.
I hope you will become to understand the difference.    Toshi

■8年前米国に行ったとき、ロスアンゼルスでお世話になったWiner夫妻が日本旅行の途中、私達家族に会うため、2000、10/20名古屋に来てくれました。
ジェニファー能楽堂.jpg (38248 バイト)

オーストラリアのキャロラインが日本語の勉強に来ています。2000 JUN

■Lawrence E. Sullivan ローレンス E. サリバン教授 <1999/9>

Harvard Divinity School

Lawrence E. Sullivan

1999年9月17日(金)の夜、Lawrence E. Sullivan ローレンス E. サリバン教授(ハーバード大学)から電話がかかってきました。5、6年前だったか、伊勢遷宮の行事に参加するために、ご夫妻で来日されたとき以来です。今回は南山大学で開催された世界宗教学会に出席され、その合間に会いましょうとのことでした。

14年も前ですが、私のマンションに住んでいたキーナン教授(ウイスコンシン州大学)の紹介でローレンスに会いました。私より2歳年下で、その当時はシカゴ大学の教授でした。家族ぐるみの付き合いを通して、魅力ある人間性と豊かな人柄に影響を受けました。7、8年前ですがボストンの自宅に家族で押しかけ、いろいろ案内していただきました。このご夫妻に会っていなければ私は違った生き方をしていたかもしれません。

日曜日の午後、南山大学近くの喫茶店で1時間ばかりジェスチャ交じりの片言英語で懐かしく話しました。
私は宗教について皆無、しかも貧弱な英語力です。しかし、今回も会ってみると、ローレンスの公平さや誠実さが容姿や表情、響きや動き、気配りや感性から見え、一流の人物が持っているもの、そのものでした。

世界中の優秀な学生達が、ハーバードでローレンスのような教授たちに接しながら学び、やがて大人になり、国のリーダーとして活躍していくことを考えると、人間形成を重視した大学環境に最も必要なことは、一流の教授陣を配する事でしょう。
イギリスやアメリカの大学環境については書籍やメディアを通して知ってはいましたが、そのことを裏付けるようなローレンスでした。

事業をするようになったからなのか、50歳を過ぎた年になったからなのか、その辺は分かりませんが、ローレンスと話しながら思った事は、(英語力の低さが感受性を高ぶらせたのかもしれません)
大人になっても、人間の営みというものは、存外、素直に、無邪気に、行われているところがあり、もって廻った、尤もらしい大人の理屈よりも、あどけない子供の直感のような感性で決まっていくようなところが多分にあります。
人間として、その辺のところが一番大切なことなのかもしれません。

子供のころから、自分は 「友に恵まれた」 人生を歩んでいると、いつも感じてきました。この日も、そんな一日になりました。