2018.12/30 石原裕次郎の軌跡展

石原裕次郎は並の俳優じゃあなかったですね
何しろオーラがありましたよ
ちょっと不良ぽいというか
だが
それも魅力だった
ちょうど私が大学生の時に
二人の世界、夜霧よ今夜も有難う
の歌が流行っていて、良く歌いました

そんな想い出を思い出しながら
観賞したが、やはり
死んだら終わりだなとも思いました
だが、彼を超えるような俳優は今もいないと思いますね
 

2018.12/21 音楽:揚輝荘<<聴松閣>>の小さな音楽会

灯台下暗し
名古屋に住んで50年です
松坂屋で買い物もしたことがあります

揚輝荘には一度も行ったことがありません
そこで
音楽会があるということで行きました
まず
揚輝荘
ガイドさんが解説をしながら案内をして頂きました
当時の贅と巧みを尽くして作られています

時代と進歩とは隔絶を感じましたよ
今のマンションのほうが格段に上
電気ガスによるComfort
今の時代に生まれてよかった
で、音楽
若さっていいですね
まあ十分に味わってきたから満足してますが・・・
七十路の今もそうですが、その時を(その日を)楽しむことですね
もう二度とこの地球には帰ってくることはないですからね

私の好きなジュール・マスネのタイスの瞑想曲(歌劇<タイス>より)が
聴けたことで満足してます
  

2018.12/11 美術松尾敏男展

いつものように
出口まで一通り全てを見る
もう一度、入口まで戻って
一品タダでもらえると思って
吟味しながら観る

入場者の大半が絵を観ずに
説明解説文を必死になって読んでいる
この人達は読書家に違いない!
確かに理解するには文章のほうが伝わりやすい
しかし??? バカじゃない

欲しいと思うような絵はなかった
構図、描写、色彩、何一つ悪いところはないが
この娘を抱きたいと思わせるような情欲
ロード・オブ・ザ・リングのような愛しい執着にかられるようなものが足りないと思った

「日本百名山」を書いた深田久弥が100山を選ぶにあたり
個性品格人々から愛されるものを持っている山を選んだと
山でも、絵でも、人でも
一緒だと、私は思っています
 

2018.11/29 美術第103回 院展 

入り口に展示してあった数展を観て
変化を感じました

絵にしたテーマが斬新
今までにない、ユニークさが感じられた

描かれた絵の裏に
画家の意図することが感じられるような
作品が多くなった

つまり
絵画技法だけでなく絵に深みがでてきた
毎朝、作品を、さり気なく見ても
ニコッとさせて、今日も1日、明るく元気に頑張るか・・・
と、思わせるような生命観を感じる

それこそが、絵の役割でしょう

きっと、岡倉天心先生も喜んでいるに違いない
 

2018.11/23 聴講:名古屋大学レクチャー 神岡でのニュートリノをふりかえって

案内メールが送られてきた
大変興味のある内容だったので
宇宙に関するコメントを書いて申し込んだ
見事審査に当選した

ニュートリノで探る宇宙と素粒子 
をたまたま読んでいたこともあり
グッドタイミングである
平易な言葉で分かりやすい文章だと思った

梶田隆章先生は、長身でかっこ良い!(180以上あるな)
そして
話される口調に
ゆっくり、ゆったりとした穏やかさがあり
優しさのような響きがある

30年以上も見つかるかどうか分からないような
地道な研究にたずさわってこられた人だけに
焦らずコッコッと自分を信じて真理を探求してこられた人柄が、声や態度に出ていて
さもありなんなと感じた

平静の心と気品を持った人ですね
本の文章からだけでは得られない、人柄が感じとれ、話を聴くことが出来て本当によかった
 

2018.11/17 聴講:人類を進化させた石器のカタチ 球状コンクリーション 

地球上には自然現象で出来上がったものが沢山あるが
この球状コンクリーションも
その1つである

Googleで詳しい説明があるので

実物を手にとって触り眺めましたが
実によく出来ている
普通の丸い石ころのようですが
割ってみると(半分に割られたもの)
核になるものがあります

言葉や映像の説明もよかったが
核となった白亜紀のアンモナイトの
3億5000万年という時間を観て触るだけで感動しますね
46億年かかって出来た地球や私たちのことを思うと
地球は母です 大事に親孝行をしなくちゃ罰が当たりますよ
 

2018.11/01 音楽:ヴィオラで聴く歌謡曲

ヴィオラとピアノで
・東京キッド(美空ひばり)
・高原列車は行く(岡本敦郎)
・美しい十代(三田明)
・若い東京の屋根の下(橋幸夫、吉永小百合)
・二人の星をさがようよ(田辺靖雄)
・学生時代(ペギー葉山)
・世界は二人のために(佐良直美)
・ブルースカイ ブルー(西城秀樹)
Encore
・愛燦燦(美空ひばり)
・YMCA(西城秀樹)

聴衆の大半がシニアークラスだから懐かしい曲でした
勿論、歌手の方々も一時代を盛り上げてくれた人達でした

書籍も映画も音楽も賞味期限みたいなものがありますね
人それぞれの想い出が詰まっているからでしょう
 

2018.10/20  聴講:人類を進化させた石器のカタチ 人類進化の要因を探る

変化への対応力
生きるために石器を使う発想
用途に応じ工夫する知恵
それが
脳を大きく頭を大きくし
食料を食べやすく加工したことで歯を小さくした

結局は
応用力、実践力ある
ホモサピエンスが生きて今もいる

今、AIの時代を迎えようとしている
肉体労働→機械化した 産業革命 頭脳優先社会
頭脳労働→人工知能に デジタル革命 人不要社会

人が知恵で負けた時
何が起きるか? 簡単ですよ
弱肉強食 下僕として生きるか ネアンデルタール人になるかですよ
カタチを変えてAIと共存するホモサピエンスだけが生き残る
  

2018.10/05  音楽:第340回 サロンコンサート ららら♪ラズモフスキー

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番ヘ長調op.59-1
『ラズモフスキー第1番』(全曲)

私は弦楽器の音が好きです

ヴィヴァルディの四季
(25歳のころ
イム・ジッチのレコードを買って
45歳ころ
CDを買って聴いていました)

チャイコフスキーの弦楽セレナーデ
(昔ですが、
ある音楽会場で、指揮者の、ほぼ真後ろの一番前で、弦楽セレナーデを聴いたことがあり
その時の感動は言葉で言い表せません)



2018.09/29 聴講:宙に挑む 宙から挑む

私が好きな宇宙の話なので聴講しました

聞いて思いました
未知のことが解りだした大きな理由は
解析分析できる機器の発達ですね
もちろん
それを細かく根気よく探る努力も必要です


調べれば調べるほど
解れば解るほど
新たな謎がでてくる

それと宇宙には
必然と同時に偶然が
大きく支配していると感じた

Big Questionsが残っている
@地球に生命はどうやって誕生したのか?
Aハビタブルゾーン(主星から適当な距離にあって、暑すぎず寒すぎず水が存在できる領域)に地球のような岩石惑星は存在するのか?
B地球外に生命体は存在するのか?
Cダークマターとダークエネルギーの本性は何か?
D宇宙はどうやって始まったのか?

徐々にではあるが、上記のような疑問がでてきた
まだまだ先は、長そうであるが
面白そうな課題だ

もっと長生きしたいが・・・ 
 

2018.09/21 音楽:フルートアンサンブル・フェルティリータ「フルート三重奏」

組曲「くるみ割り人形」より
「小さな序曲」
「マーチ」
「葦笛の踊り」が
聴けてよかった

L.ハーランの「星に願いを」もあったが
全体として
フルート3本では
音量や音域が限られているので
醍醐味に欠けるところは止む得ないかもしれない






 

2018.09/20sa 音楽:サロンコンサート イェネー・フバイ 貴志康一 ニーノ・ロータ

ニーノ・ロータの名前があったので出掛けました

そう、映画音楽で
道(ジェルソミーナ)
カビリアの夜
甘い生活
8 1/2

忘れられない、サウンドトラック
太陽がいっぱい
ゴッドファーザー
ロミオとジュリエット

しかし、彼がクラッシク音楽作曲家とは
今日聴けた「インテルメッゾ」「ヴィオラ・ソナタハ長調」も綺麗な音楽でした

が、アンコールで
ショスタコーヴィチの「ロマンス」が生で聴けた
ClassicFMでよく流れている曲で大好きな曲の1つ、本当に嬉しかった 来てよかった!
  

2018.09/20nu 音楽:Museum Music 高井杏梨「シャンソン」

1960年代 FMラジオでよく聞きました
エディット・ピアフ(フランスの第一人者です)
バラ色の人生、パリの空の下、愛の讃歌

イヴ・モンタンの
枯葉

サルヴァトール・アダモの
雪が降る、サントワマミー

ダニエル・ビダルの
オー・シャンゼリゼ

高校生の頃、フランス語で聴いていた時は
何を言っているのか分からなかったが
今になって、日本語で聴くと物語になってますね
恋いてあり、人生であり、時の流れあり・・・

60年代は世界的に
イギリスのビートルズ、イタリアのカンツォーネ、アメリカのプレスリー、日本の歌謡曲・・・
第2次大戦後の復興の時代で、映画も、クラシック音楽も・・・
多くの一流人もでてきました

七十路を歩んでいますが、懐かしく聴かせてもらいました
     

2018.09/07 美術:松月堂古流いけばな展

友人から招待されたの来ました

お婆さんが殆どですね
爺さんがちらほら

植物が持っている美を切り取って
人間様の好みに寄せ集め加工し
私のが上手に生けたよと
競い評価し合う・・・

土が豊かで、日光に恵まれ、水が豊富な国の文化ですね
それに
土着した家の中に一隅の色を添える感覚
やはり
家内(奥方)の美意識である

それは、空間の場に相応しい
一輪であったり、豪華さであったりするが
主役の心を婉曲に表現する花であったりすると
心が伝わってきて更にいいものがある
私が大好きなチャップリンの映画「街の灯」にも一輪の薔薇がでてくる
一輪の薔薇を拾って手渡したことが運命となる

花は添え物かも知れないが、そこには人の心の奥深いものを伝えるものをも持っている
  

2018.09/06 音楽:VIOKASSIMO

ヴィオラ6人と、コントラバスの1人

Programは
・ウイリアム ツイン: コンサートマーチ
・ジョスカン デ プレ: 千千の悲しみ
・マラン マレ: 五つの古いフランス舞曲
・モーツアルト: 歌劇「魔笛」より
  私は鳥刺し 彼女か女房がいれば
・ロシア民謡: 2つのギター
・ラヴェル: ボレロ

モーツアルトは別格でした
心を捉えますね
クラッシックFMでも時々流れる
ラヴェル: ボレロはちょっと長ったらしいです
で、
英国ロイヤル・オペラ2003DVDを観たくなった
楽しみが一つ増えました
 

2018.08/10 聴講:自然史 人類学研究の最前線

未知のことに挑戦する真理の探求です

大学、大院生の本来の姿を見たような気がして
爽やかな気分になりました

どれだけ覚えているか?
どれだけ問題が解けたか?
どれだけ素早く計算ができたか?
この様なことが要求されるような時代は終わりましたよ

ビッグデータ、AI(人工知能)が駆使される時代が
目の前に来ています
ただ
こつこつと分析するような手法は如何なものかなと思った
矢張り
ビッグデータ、AI(人工知能)を如何に使いこなすか?
そんな研究者になってほしいな・・・
  

2018.08/01 音楽:山本直人トリオ〜真夏の夜のJazzyなライブ〜
 
 素晴しい演奏だった!
ピアノ、オーボエ、パーカッション
Jazzは個人の力量が現れるが
それぞれが自分の役割を果たしていた

プッチーニ:私のお父さん
ボロディン:ダッタン人の踊り
マスネ:タイスの瞑想曲
岩代太郎:風と少年とタマゴ
葉加瀬太郎:ひまわり
スメタナ:モルダウ


 

2018.07/20   音楽:コントラバスで奏でるアルペジオーネ・ソナタ

・バッハ:アリオーソ
・ヘンデル:ラルゴ
ゆったりとした静かな流れのような曲で
コントラバスの低音とピアノの響きがあっていた
どちらか一方がなく単独だと
一輪車で不安定になるだろう

いろんな楽器で
聞き慣れている
・エルガー:愛のあいさつ
コントラバスで聴くと
洗練された大人の愛のイメージが感じられた

シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調D.821
アルペジオーネとは楽器の名前で
ソナタは曲と言う意味(ピアノは省略)
アルペジオーネとピアノのための器楽曲ということ
超有名な曲であるらしいが、聞き流してしまいそうな曲だった

今日も猛暑で38℃だったので、アンコールが、「夏の思い出」だった
これが良かった 小学生を思い出した 何でも若い頃から体験してないと感性は育たないな
  

2018.07/14 音楽:オペラはたのしVol1

今年になってから
シェイクスピアの演劇DVDを観ている

解説の男性が1600年頃イタリアを中心に
オペラが発展してきたと言われたので
なぜ?
イタリアなのかを知りたくて
終了後
質問をした

ロンドンでは演劇、イタリアではオペラが隆盛をなした
ルネッサンスの復興と大いに関係していることや
当時のヨーロッパの中心的存在はイタリアでもあることも知っていたが
思った通り
経済と文化は車の両輪みたいで
裕福な貴族、優秀な作曲家、劇作家、それにカネを払う富裕層
何もかもが揃ったから発展したと
演劇もオペラも同じ時代であるが
イタリアのフィレンツェでオペラがギリシャ演劇を復興すべく始まった理由が良く解った

大好きな曲が聴けた
ジャコモ・プッチーニのオペラ<ジャンニ・スキッキ>より”私のいとしいお父様
1918年に上演された
遺産相続を巡る喜劇です。ラウレッタが父スキッキに「恋人と結婚をさせてくれなかったら死んでしまうわ」と歌う
ClassicFMでも良く流れていて聴くが
生声は迫力あるな 父も許すだろうな
  
2018.07/10 FUKUI JUNKO 歌とピアノ

同じ町内の人で
時々お会いしていますが
人の才能は表面的なものからは分らないものだと思いました

プログラムを見ると
R.シューマン「歌曲集ミルテの花Op.25…」
J.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集」
W.A.モーツアルト「幻想曲KV475」
J.ブラームス「野にひとりでOp.86.2…」 
C.A.ドビュッシー「沈める寺」

プロフィールを読むと
そうそうたる履歴である

スタインウェイSteinway&Sonsのピアノがある

聴衆を見渡すと3名を除いて殆ど知らない人でした
清楚な姿で、教養と品格が表情にあり、落ち着いて自信に満ちた口調で静かに挨拶をされた

ピアノも然ることながら声楽も凄い
聴き慣れない曲と難しいドイツ語で、通の人には良かったのかもしれない
生粋の芸術家、芸大の教授と言う感じでした
どっちかと言うと
あれだけの技量があるのだからポピュラーなピアノ曲
映画:戦場のピアニストで演奏されたショパンの一曲でもあれば・・・私のようなポピュラ人は喜ぶ
ショパン:夜想曲第20番
 

2018.06/21 京劇「項羽と劉邦〜覇王別姫」  Google  

至福のひと時でした
中国の歴史、古典、漢文を読んでいて
京劇に出会った

「吃喝嫖賭去聴戯」は
昔の中国男子の道楽で
吃(食べ)、喝(呑み)、嫖(女性と遊び)、賭(賭け)、去聴戯(芝居)

とある

今日は、去聴戯(芝居)
で愉しんだ
昔の観衆のことを想像して・・・
若い娘と一緒に吃(食べ)、喝(呑み)しながら
ワイワイガヤガヤと喋り
やじを入れたり、喝采しながら楽しんでいたに違いないと


勿論、京劇観賞は初めてだったので
食い入る様に、観て、聴いた

日本の歌舞伎のように
きちんとした型があるが
更に、運動能力、歌唱力が要求される

漢王の劉邦に仕える、天才的軍師である韓信に包囲され、楚の歌が聞こえてきた  四面楚歌
楚王の項羽は家来の兵が寝返った(降伏した)と思い込み
もうこれまでだと負けを悟る
虞姫は舞を舞って自決する 覇王別姫である

中学校の漢文の時間(四面楚歌=絶体絶命、孤立無援の意味)
なぜ、項羽は故郷の楚の歌が聞こえて来て
負けたと思ったのか解らず質問したが、理解できなかった
(理屈と理論が中心だった)

死に直面するような状況の中で、人の心は動揺し、左右されてしまうことや
人それぞれが持って生まれた宿命、運命と言うようなものがあることを
まだ全く分かっていなかった

この項羽と劉邦の物語が現在まで語り継がれ京劇にもなった
人は人の協力や推戴なくして成就することは出来ない(ローマ帝国を翻弄させたハンニバルも然り)
その本質は一人の優秀な力ではなく、人柄である!
GAFAのgoogle、apple、facebook、amazon
矛盾しているようだけどリーダーには人を魅了する
それだけのオーラを持った人柄がある

今日は一生の思い出になる京劇が観賞できてよかった(中国語が分かるともっと面白いのだろうが)

今、BBC製作のシェイクスピア作品をDVDで観ている
演劇がミュージカル(映画、バレエ、宝塚歌劇も)になり、世界中で公演されている
中学生の頃から映画を見て来た
七十路も、去聴戯(演劇芝居)で楽しみたい

 

2018.06/13 日本新工芸展

実際に使え
それに
機能と美しさを持っている

男と女の関係みたいなものであると考えると
恋人か女房みたいなもの
そばに居て
いつでも触れる
時に使え役立つ

今日も
どれでもいいから一品持ってもいいよと言われたと仮定して
物欲しそうな顔をしないで恋人を物色した
歳のせいで、目が肥えているからね
あの娘がほしい、自分のものにしたい・・・そんな気持ちにさせなきゃ 美術工芸は

 つい数日前 21億円の花瓶
 Emperor Qianlong乾隆帝1700年の古い時代を感じさせませんよ 更に花瓶の絵柄の美しさに生花が負けますよ
 

2018.06/08 New sounds in Hiroshi

トロンボーン パーカッション アルパ
による演奏で
若いころ聴きなれた曲ばかりだったので
懐かしく聴かせてもらった

もちろん
上記の楽器だけなので
無理はあるが

コーヒー・ルンバ
ベサメ・ムーチョ
ビーノ・ブランコ
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
熊ん蜂の飛行
コンドルは飛んで行く

このような曲もYouTubeのお陰で、人気の演奏者の音楽を、好きな時に聴くことができる
それだけではなく、音楽分野も多種多様にわたり、裾野が広くなった
今まで聴いたことがなかったようなものがYouTubeで聴ける
自分が好みとする、その選択肢が増えた ーーー 結局は、自分の感性のグローバル化にある
 

2018.05/24 チェロとコントラバスによる二重奏

音の振動は空気を伝わって届きます
パーカッションと弦の振動も同じですが
私は何故か
弦の響きの方が心地いいですね

それは演奏者の動きも影響しているかもしれません
活動的な場面と優雅な仕草は
聴衆にも反作用している

行動を促す状況と心を静かに落ち着かせる
時と場所と状況で
使い分けている
年齢もあるな・・・

文武芸の中でも同じ様に
好き嫌いがあります
人の体の中に体験などにより仕込まれていくのかもしれません
曲目は
ロッシーニ:チェロとコントラバスによる二重奏曲 ニ短調
W.A.モーツアルト:ファゴットとチェロのためのソナタ 変ロ長調 K.292
 

2018.05/16 トリオ ダンシュの愉しみ 〜3つの葦が織りなすハーモニー〜

オーボエ、クラリネット、ファゴットの三重奏です

J.S.バッハ:シンフォニア
W.A.モーツアルト:ディヴェルティメント
J.イベール:三重奏のための5つの小品
J.フランセ:オーボエ、クラリネットとファゴットのためのディヴェルティスマン

室内楽として、皇帝気取りで聴くにはいいが
なにか物足りない

AI関連の本を読んでいたこともあり
音楽の世界もInnovationがおきるだろうと思って聴いていた
HSSヒットソングサイエンスというアルゴリズムはヒットの可能性を予想する
Wifeが好きなTV番組「カラオケバトル」もしかり

ペコタという野球選手の評価システムは若手選手の発掘に用いられスカウトに利用されている

映画も
Epagogixという企業が未公開映画の収入予想をするアルゴリズムを開発し、予想的中らしい

ビグデータで人間が好きなポピュラーなクラッシック音楽のリズムを解析し、作曲をする
カラオケバトルじゃあないが、ショパン国際ピアノコンクール、チャイコフスキー国際コンクール、なども

AIが支配する面白い時代がすぐそこまで来ている
いろいろ体験して死にたいが、難しそうだな
 

2018.05/13 古典に学ぶ、万葉に学ぶ

2016.03/03に上野誠先生の講演会を聴いて
凄く印象的だったので出席した

資料を参照し
1.今が大切

この世にし 楽しくあらば 来む世には 虫に鳥にも 我はなりなむ
万葉集 巻3−348 大伴旅人

生ける者 つひにも死ぬる ものにあれば この世なる間は 楽しくをあらな
万葉集 巻3−349 大伴旅人

今を楽しむ 享楽主義・・・讃酒歌(飲酒を自戒的生活の反対のあるものととらえ
享楽の代表といえる)
一方、それは生への強い執着でもあろう
だだし、来世の存在を否定するわけでもなく、考えてもしょうがないとする思考の姿勢 思惟

確かに、と思う歳になった
二度とこの地球に戻ってくることはない
だったら、今を大切に、楽しくあらな だ!
そして
万葉人の人達も、同じような気持ちで生きていた
古人の人生を、和歌によって追体験すれば
生きとし生ける者の思いは同じで、決して自分一人だけじゃあないんだと・・・思うようにもなった

3.人が神でなく人であることの虚しさ
しょせん、人は神の臣下なのだ、あらそうことなどできるはずもない、どんな医術を尽くし、呪術を施し、祈っても、死を留め得ることはできない
だから、生きているものは、嘆きそして恋しく思うことしかできない、生者が死者に対してできることなど何もない、できるとすれば
死者を一方的に思いつづけることだけ

うつせみの 人なる我(あれ)や明日よりは 二上山を弟(いろせ)と我(あ)が見む
万葉集 巻2−165
大津皇子の屍(かばね)を葛城の二上山(ふたがみやま)に移し葬(はぶ)る時に、大伯皇女の哀傷してつくらす歌

確かに、さとってますが
西暦690年、30歳の頃の歌でしょう、41歳で逝去
30歳で死について考えていた時代なんですよね
2倍も生きられる今は幸せな時代だということを学びました
生きてるだけじゃあ申し訳ない、2倍楽しまなくちゃ

イギリスのエリザベス女王とエジンバラ公を思い出した
4/21日、92歳の誕生祝いを、BBCやSKY-TVでみましたが
屈強な体と明晰な頭脳、強い気力
貴族はもともと、そういう人達であったから国を支配できた、そう思いました
私も試される年齢になってきた
 

2018.04/20 春の院展

いつものように
入口から出口までの全作品を見る

文字は一切読まない、だってそうでしょう
絵は鑑賞するもの
殆どの人が
タイトルや作者、解説文を読んでいる アホか?

再度、入口に戻って
鑑賞する
もし
「一枚、タダでもってけー!」
と言われたらとして
選定する

高橋 天山 《春は曙・清少納言》 ですね
作者の解説文
「この清少納言が身に纏う十二単のかさねの色目は「梅の衣(うめのきぬ)」、代表的な春の装いです。時の中宮様はじめ宮中を大いに楽しませた清少納言は、清原家という血統が生み出した賜物、誰もが目をみはる程聡明な乙女であったに相違なく、極上なる感性、その初々しさ、瑞々しさに嫉妬したのは紫式部だけではありません。真に才媛と言うに相応しい女性だったのです。」

私としては
少し、清少納言の枕草子への思い入れもありますが
全作品の中で色彩が一番明るく
まさに、春は曙、春の院展でしたから
 

2018.04/18 第10回高等研究院レクチャー クフ王のピラミッドと素粒子物理学

宇宙線の観測(ミューオンラジオグラフィ)により エジプト・クフ王のピラミッドの中心部に未知の巨大な空間を発見 これを読めば理解できます

大学からメールを頂いたこととNHKの番組を見たので出席
観測機器の実物を見て質問して
思いました
技術革新というか、進歩によって
分析、解析がより深くできるようになったことと
それらの技術を組み合わせ活用することで
今まで未知だったものが発見されるようになった

それらの技術を
どの様に応用するか、活用するかも
重要なことで、発想力が不可欠である
まさにiPodのようにAssembleする思考である

しかし
4500年も前に
ピラミッド(高さ150m)を建造した
頭脳と人力は
どうなっていたんでしょうね
石を集めてきてAssembleしたと言われても
じゃあどうやって? 人間の中には、すごい奴がいる

2018.03/29 メキシコ「マリアッチ」コンサート

メキシコのマリアッチはFMでしか聞いたことがないので
中高生のころトリオ・ロス・パンチョスが流れていた

12名ぐらいの楽団で歌手が入れ替わる
懐かしい曲が演奏されると想い出す
ベサメ ムーチョ
シエリト・リンド
ラ・マラゲーニャ
エストレリータ
などなど
初めて聞く歌曲や曲に感じることは
躍動感があり
勇ましい

男性は殆どが180cmで大きいしイケメンばかり
女性は顔が小さく可愛い
肌は日本人と同じだが体のつくりが
いずれも実にカッコいい
ラテン系の体型です

日本人はモンゴル系だな
実にかっこ悪くブサイク
国際社会の中で活躍するにはスポーツにかぎらず
アンジェルスに移籍した大谷選手のようでないと難しいな・・・
 

2018.03/17 早春のクラッシックコンサート 魅惑の歌声とピアノ

素晴らしかった

バラード第1番ト短調Op.23 
ノクターン変ホ長調Op.9-2 
英雄ポロネーズ変イ長調Op.53

ショパンのピアノ曲は
リズムと強弱にスピードが連動しているため
ピアニストにとっては最上級になる

それを見事に弾きこなして
心地よい気持ちにさせ
見事だなと思わせた

声楽も見事
マイク無しでの声量
歌詞の内容が表情や体で表現されていて
気持ち良くさせる
シューベルトの野ばらOp.3-3D.257
Rシュトラウスの乙女の花Op.22

愛芸大学院生だが、いつプロとなっても
ここ10年ぐらいの中で、本当に久しぶりに素晴しいと思った
 

2018.03/15 フルートアンサンブル

弦楽器の音が好きですが
吹奏楽器の中ではフルートが好きです

若い女の子とマッチしますね
音色もいいですが
肢体の律動
白い皮膚の艶
ドレスの色合い

やはり
モーツアルトは天才
物理学者で言えばアインシュタイン
ディヴェルティメント ニ長調K.136
聴く人の心を
読み取って作曲してますよ

心地よいリズム感とは何かをマスターしてますね
 

2018.03/08 春に浮かれるインスペクターズバンド

ジャスです

卒業写真 荒井由実がジャズ風にアレンジされた演奏で気を良くしたが
やはり
この曲は歌詞が重要な役割をもっていると思った
ジャズ演奏だけだと
気の抜けたコカ・コーラ(ス)のようだった
まあ
個人的な想い出があるからだろうが

ユージーンマクダニエルスの Feel like making love
懐かしく聞かせてもらったが
やはり
このバンドに女性のVocalがいたら 最高だろうなと思った
 


   

2015.03/04 歌とピアノで海外旅行

よかった

ピアノが凄くよかった
・ショパンの幻想即興曲
・リストのラ カンパネラ

声楽は私のOBゾーンでよくわからないが
それでも
・ドボルザーク 歌劇ルサルカより 月に寄せる歌 はよかった
 
日本の
・岡野貞一 故郷 は思い出させますよ
山と川で遊んだ情景が今も甦ります
・春のメドレー曲は小学唱歌があってとてもよかった

やはり
小中高大学の、18歳くらいまでに
人生の大半が形成される気がしますね

今、この様に楽しめるのも
始まりはラジオとソノシートから

死ぬまで忘れないで楽しめそうです

2018.02/27 歴史と文学の間

テーマに惹かれて出席したが
文学の持つ難しさを感じた
 
理由は、文字の持つ意味の解釈である

文学者として生きているので、あれこれと自分の意見を持ち
講釈をしなければならない、それが大学教授たる立場であると思い
押し付けているように感じた

所謂
最初の創作者の意図など
読む人によって
違ってくるのは当然であるが

如何に
その時代の状況や風景を蘇らせ
解釈し
生徒を楽しませるかを
忘れている
 
上野誠さんの講演はほんとうに楽しかった

商売人じゃあなく給料人だ
 

2018.02/20  箏 尺八 早春の調べ
最前列に座った

宮城道雄の「春の海」は幼少の頃から
ラジオで幾度も聞いた記憶があり
忘れられないリズムで心地良い曲
懐かしく聞かせてもらった

ウィキペディアで宮城道雄を読むと
いい曲を残してくれたけど
不遇の人生ですね

名作を残した画家、音楽家なども
そのような人が多い

天は二物を与えずというか
そうだからこそ
名作がつくれるのかもしれない

凡人は苦悩がない代わりに
平坦なのかもしれない


2018.02/09 能面展

能楽は数度程しか観ていません
が、凄い芸だと思っていました
理由は、殆どの芸術は表現力に終始します 劇場の演劇はパホーマンスを競っています ミュージカルであれ、舞台の上で懸命です
が、能は全く反対で違います
まず、面を被っている 表情を表せません 扇子なんぞを持って、動きが静かで何かを表しているようで、奥ゆかしい

面を被って喜怒哀楽を表情で表そうとすること事態できない、ナンセンスですよ
映画やTV、歌劇・・・ 懸命に役割を果たそうと必死になって、わざとらしく、みっともなく作っています
これが、世阿弥さんが風姿花伝のなかで言うところの
秘すれば花なり秘せずは花なるべからず、なのかもしれない

では何を持って表現をするのか?
光あらば影あり、表あらば裏あり、動あらば静あり・・・
影で、裏で、静かで表す
感じる推理する想像する だから昂揚する
これを知るには後期高齢の賢者でなくちゃ 分らないだろうなぁ〜
日本人が持つ芸術の極意、大事にしなければならない
 

2018.01/17 コティングリー妖精事件と神智学者ガードナー
 イギリス人らしい発想
このようなことを考えつくこと事態
頭がいい証拠でもあるが
考えつく人と
真に受ける人と
追求する人とが織りなす出来事は
さぞかし
イギリス中で話題になったことだろう

写真機が出始めた当時
珍しさもあって
楽しむうちに
とんでもない方向へとエスカレートしていったに違いない

名古屋大学で展示されているとういので
風邪でだるい体を無理して
実物(偽写真)を見てきた

歩くのも辛かったが
もう二度とないチャンスと思って
悪知恵の女の子が撮った写真を
21世紀の古希老人が一人鑑賞していたら、もう一人貴婦人が入ってきた
 

2018.01/16 運動してますか?健康なからだづく 中京大学

数日前から風邪で寝ていた
寝ているのも辛いものがある、腰が痛くなってくる
いつの日かこの様な状態になるのだろうと思うと気が重くなる
元気はないが申し込みをしていたので

ロコモという言葉を知らなかった
高齢者が増え、老化に伴う運動機能の低下、障害をいう
現状は何とかクリアーできているが、いつの日か来るだろう
 
今日は歩行にも元気がなく、気力も落ち込んでいたので
一気に10年、歳をくった気分で話を聞けた
老い、病、死の過程が着実に実行されていると
ますます、ぽっくりが望ましくなった
ちなみに、八事山興正寺はぽっくり寺とのこと