1996年〜2019索引
2019.
2019.12/08 コーロ ヴォーチェ
義妹が所属するママさんコーラスが日本一の栄光に輝いた
最年長は85歳とか
子育てが終わり自分の時間が持てるようになって
好きなことに熱中できるものがあるということは
男女を問わず素晴らしいことだなと思いながら見ていた
近年ベートベンの耳になって聴力が低下してきて論評する資格はないが
老眼視覚はまだあるので眺めると
総勢37名、声楽が好きで、自分の時間が持てる余裕と豊かさがあり
Communityの調和と協調で勝ち取った、自信に満ちた顔つきだった
文部省唱歌の「故郷 高野辰之/岡野貞一」を聴いていると
ふる里の野山や川の風景と共に
小学校1年、教室の右前方に設置してあったオルガンを
竹本先生が弾きながら小学唱歌を皆で練習した記憶が蘇ってきた
歌詞と曲、それに熟女たちの声質がNostalgicにさせた
(ふる里には母の存在が大きいのだろう)
古賀政男「影を慕いて」
大学時代、
森進一が歌ったレコードを買ってよく聴いていた
ギター曲でもあったので何度も練習して満悦していた時期でもあった
歌詞が575.75.75.75 ギター曲は短調Minorで悲しく暗く重苦しい響きとなる
歌は人生の糧でありParadigmでもある
男も女も退いた後
時々は、ワクワク、ドキドキする緊張感を味わい
如何に人生を面白く楽しむかである
2019.11/27 再興第104回院展 松坂屋美術館
一旦、全てを観て、入口に戻り、選別のため再観
前回観賞して好きになった松村公嗣が気になった
<
函館夜景>のコメントに
「歴史に寄り添う」、「宝石に命が宿る」とある
こういう表現もあるなと
「タダで一品持っててもいいよ」と言われたつもりで選ぶと
松村公太の「葉紋」ですね
鳥瞰図というかドローンで上空から
ユッタリと静かに流れる大河の中を
一艘の小舟が波紋を残して上流の川面に映った太陽へ向かって進んでいる様を描いている
穏やかな晴天の大気、不動の大地、静かに流れる大河
ゆっくり進む小舟の波紋が見事に表現されていて気に入った
2019.11/04 松村公嗣展 松坂屋美術館
入口から10作品ぐらい観た時
これは凄い!と思いました
いつものように出口まで、すべての作品を見て
もう一度入口まで戻り、ジックリと観ました
一品だけタダで持っていってもいいよ、と言われたつもりで選別しましたが
すべての作品それぞれがキャラクターをもっていて素晴らしい
全て欲しい・・・
近年観てきた美術で第一級の画家です
現代日本画壇における巨匠ですね
2019.10/25 第五十回記念古例顔見世 御園座
舞台をシェイクスピアが言うところの目線で観ると
System組織で成り立っていることが良く分かった
イギリスの演劇は言葉巧者で魅せる
(とっさに面白く切り返すWitウイット
Humorユーモアで)
日本の演劇は姿、仕草で魅せる
(言葉少なく、型や動作で意味を表すことで
例えば、眼前に右腕を横に持っていって泣く
空手の型のようなもの)
映画とは違い
役の台詞と舞台の動きを一時間近くも流れで覚えるには
好きでありファンが待っていると思うからできるのだろう
宝塚歌劇、京劇とは違った
日本流演劇の一種独特な世界があり
観客にもそれがあるように感じた
2019.09/14 名古屋大学レクチャー2019ローマ文明発掘 イタリアでの発掘50年
過去を振り返ることは、人類の歴史を知ることで
そこには栄枯盛衰の物語がある
しかし、それが未来へ役立つかといえば
現在のようなAIや科学推進の時代背景からすれば
必ずしとはいえない
ただ言えることは
「我々はどこから来たのか、我々な何者なのか、我々はどこへ行くのか」
と言うテーマを突きつけた、ポールゴーギャンの絵画を思い起こすのは
私だけではないだろう
一時代を一世代を一生命を懸命に生きていることからすれば
それだけのことかもしれない
「懸命に生きること」を我々人類ホモサピエンスには強いられているのだろうが
何をして、どの様に生きるかの生き様が、人間の価値を決める
真理の探求に生涯を捧げる姿に、人間性の姿を感じた日になった
2019.09/07 <美術> 写真展
オードリー・ヘプバーン - Google 検索
青春時代に有名な映画は、ほとんど観ていて
オードリーに魅了されたものである
何と言っても
愛嬌のある笑い顔です
グレース ケリー、エリザベス テイラー、イングリッド バーグマン
エヴァ ガードナー、ヴィヴィアン リー、・・・
スクリーン上の美人は大勢いるが
オードリーしか持っていない
心の美貌を感じたのは、私だけではあるまい
晩年、ユニセフで活動していた映像を観たことがある
若き面影は全く消えていた
しかし、過去の栄光と美貌に固執することのない、大人の姿があった
心の優しさ、美しさ、素直さ、が多くのファンを魅了した
顔は心の鏡である
2019.06/28 <♪音楽> Aloysia Quartet U
弦楽四重奏曲が好きなので
演目は
ハイドン:弦楽四重奏曲 第77番 ハ長調『皇帝』
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第1番ヘ長調op.18-1
私にとっては馴染みの曲ではなかったが
皇帝ヨゼフ二世気分で楽しめました
私は弦の響きが好きです 中でも
チャイコフスキーの弦楽セレナーデ
備忘録:2006.10/11 演奏会の中央右最前列で聴いた 生演奏の凄さに初めて感動した
録音CD、スピーカー音ではない 目の前の楽器が放つ生のステレオ サラウンド
2013.09/11
生の余談・・・
芸術、文化、スポーツは
言葉や文字で説明できないものを表現するもの
例えば
五感(視覚、聴覚、
触覚、味覚、嗅覚)は、生感覚でしか分らない!
Kiss、Sexをしたこともない人に快感を文言では伝えられませんよヤラないかぎり
万葉集などの和歌で恋心をたくさん詠み、文字にしているが
経験をしたから共感を生む
(体験や経験は言葉を補完し私もそうだったなあ〜と・・・ 体験は大事!)
特に文武芸は
分かち合うことも教えてくれるものです
スポーツでは運動能力の技を「コツ」ともいいます
(文言で伝えようとしても伝わらない 相手も分かっているようで分かっていない)
感性(センスSense)のあるなしで決まる・・・
五感のどれかに良い意味のバイアスBiasがかかっている人がいる
タイガー ウッズ 大谷翔平・・・
文武芸は、大人としての
生き方をも教えてくれるものです
そこには、言葉や文字は存在しないし必要もない! 生で感じるもの・・・
2019.06/25 <聴講> 健康と長寿を目指す運動と筋肉のススメ
京都大学名誉教授 森谷敏夫google
たいへん為になる話でした
努力されて人生を勝ち取った先生だと思いました
しかも、それを誇らしげにするような重々しい態度は微塵もなく
(漫才師のように面白く)
一人でも多くの人に理解してもらって
健康長寿になって欲しいと
願っている気持が伝わる素晴らしい講演でした
食べてもいいが、運動量が余りにも少なすぎために
筋肉なしの脂肪体肥満になり、それがもとで発病し長く患い、病死する!
・死亡年齢 ー
健康年齢 = 平均10年間 その間に生涯医療費の70%を使う
・日本人は世界人口の2% 全世界の医薬の30%を使っている 薬の飲み使いすぎ
・日に20Kcalの食い過ぎ 20X365=7300 10年でメタボ肥満体
・宇宙飛行士、帰還した時に自力で立てない歩けない 体に負担をかけ筋肉をつけろ!
著書:「京大の筋肉2」、「自律神経を知っていますか」、「ダイエットを科学する」、
「わかっちゃいるけどやせられない」
の4冊を無料で頂きました
お腹のたるみ心のたるみ!
2019.06/21 <美術> 日本新工芸展
内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞、京都府知事賞
NHK会長賞、色々と受賞された作品を含め、すべて観たが
甲乙付け難い
上に立つ者の決定は重要であるが何を持ってか聞きたいものである
深田久弥が日本百名山を選別した理由を
個性があり品格があり人々から愛されている山を選んだと
あとがきに書かれていた
主だった山に登り、確かにと思った
決定権のある者は他者に対しても
その理由を明示し納得させるものでなくてはならない
2019.05/22 美術 Donald
Silverstein
ドナルド
シルバーステインの奥さんの弟さんとは面識があり
時々、話をする
それで、展示会の話があって
日展や院展は、ある種の確立された様相を呈しているが
それらからは大きくかけ離れた抽象的な作品ばかりで
アメリカ社会にある個人的な自由と個性が感じられる
むしろ本人は
それらしさからも超越したい気持があったのかもしれない
私などは
体験的な形や色彩で美意識を感性と理性へと繋げていくが
作品の抽象性を汲みとるには
余りにも乏しい世界観や過酷性に欠けた人生なので繋げていけない
抽象的な美意識を感じとるには
画家と観賞者に共有する宗教のような精神的な何かが必要な気がする
2019.05/05 観戦
中日クラウンズ
3Dで間近に観るとスイングがムチのようで無駄がなく綺麗で飛ばして曲がらないが、距離感には運がある
やはりGolfで飯を食っているだけあって確実で一打を大切にしてます
生で観察させてもらったことで私の課題が見つかり試してみたいが、年を考えろと言われるだろう(ゴルフクラブが杖になってはしょうもない)
この歳になって寝食を忘れ熱中できること、ああだこうだと研究熱心で切磋琢磨する多くの仲間に出会えたこと、幸いなるかなです
<余談>
私は空手の黒帯です
相手を知るには一瞬の目の動き(瞬きのような)を見逃さないことですが
12番ホールで藤田寛之に武道家の目の動きを確認しました
武蔵のような質実剛健な男ですよ
2019.04/16 美術
第74回春の院展
いつものように、読まずに、総覧する
「一品、タダで持って行っていいよ」と言われたつもりで
欲しい作品を選ぶ!
今回は、
小田野
尚之<映る>を選びました
解説に「田植え間近の水田に、風が止んだ瞬間に映ったローカル線の架線柱の影は、まるで水面から下にもう一つの空間が果てしなく続いているように思わせるものでした。」
と書かれていました
子供の頃、静かな田舎で育ちました。田圃からはカエルの鳴き声が聞こえている
時々機関車がゴトンゴトンと走ってくると鳴き止む、遠ざかると元の田舎に戻る
室生犀星の言う「故郷は遠きにありて思うもの」になりました
山口に18年、福岡に4年、愛知に50年住んでいますが
島崎藤村が馬籠での講演会で
「血につながるふるさと 心につながるふるさと 言葉につながるふるさと」
と言っているように
ふるさとは少年期につくられるような気がします
頭を挙げて山月を望み 頭を
低れて故郷を思う
李白の静夜思
2019.03/21 音楽 オペラはたのし プリマはフルート
フルートと電子オルガンを組み合わせたオペラに関連した楽曲でした
◆モーツアルト
<フィガロの結婚>〜もう飛ぶまいぞこの蝶々
<魔笛>ファンタジー
◆ジョルジュ・ビゼー
<アルルの女>〜メヌエット
<カルメン>〜間奏曲 ジプシーの踊り
◆モーリス・ラベル
なき王女のためのパヴァーヌ
◆マルティン・クトゥノヴスキ
タンゴ形式による12のエチュード 〜No.2アンダンテ、No.4エスプレッシーヴォ
◆ポール・アグリコール・ジュナン
<椿姫>による幻想曲Op.18
オペラの楽曲のポピュラーなものだけを聴くのも
クラシック曲を聴いているようでいいですね
聴いていて、フルートは女性のための楽器だと思いました・・・
2019.03/02 聴講 病気の歴史:結核と梅毒
席に座って聴講諸氏を見渡せば
ノーベル賞受賞者の本庶佑のような顔つきの人が
ゴロゴロいた
医療医学に関係するような人達に違いない
顔つきというものは出るもんですね
知性があり人格者だなと感じてしまう
そんな人が医療に携わるのか
医療がそうさせるのかは分らないが
歳相応になれば履歴が顔に出るものだなと思った
講演は「医史学よもやま話」だが
美術史、文学、宗教、世相、など
医療が発達してない時代の専門分野以外の話が盛り沢山だった
真理を探求した研究者と技術発達のおかげである
つくづく
いい時代に生まれたと思った
2019.02/24 音楽 オペラはたのし
・ドリーブ/オペラ<ラクメ>より「花の二重唱」
・グリーグ/<最後の春>Op.33-2
・マスカーニ<アヴェマリア><花占い>オペラ<カヴァレリア・ルスティカーナ>より「ママの知るとおり」
・リスト/<リゴレット・パラフレーズ>S.434
・モーツァルト/オペラ<コジ・ファン・トゥッテ>K.588より「私は黒髪の方にするわ」
・フンパーディング/オペラ<ヘンゼルとグレーテル>より「一緒に踊りましょう」
イタリア語が分かり、オペラ大好きな人にはベストだと思うが
何しろ、ちょっと遅すぎた
2019.02/03 美術 日展東海展
日曜日だったので沢山の人人人でした
作品も多く目移りしました
そういう時は
女性ですね
今日の私の服装の色、白赤でマッチしてるし
落ち着いて気品を感じさせる(好きなタイプ)
日展だけに限らず、文化は「
文事武備」です
日本の文化芸術として何百年も何千年も続いて欲しいものだと
鑑賞しながら思いました (
Cultureについて記せ)
2019.01/27 音楽 サロンコンサート Aloysia Quartet
クラッシク音楽の中でも一番好きなのは
室内楽です
今でも忘れられない
何と言っても、ヴィバルディーの四季です
イ・ムジチ合奏団
もう半世紀も前ですが
それと
チャイコフスキーの弦楽セレナーデ
今日も
モーツアルトの弦楽四重奏曲第2番ニ長調K.155
モーツアルトの弦楽四重奏曲第3番ト長調K.156
ショスタコービッチ弦楽四重奏曲第9番変ホ長調作品117
とくれば、行くしかないでしょ