<中国古典を読んで>2016.04/25 和書 白居易/白楽天を読み 彼の生き様が好きになった 彼の詩の中でも 対酒 「蝸牛角上争何事 石火光中寄此身 随富随貧且歓楽 不開口笑是痴人」 が私の考え方と同じで大好きになった 関連記事: 地球 2010年の年賀状PDF voyager1 earth photo |
<映画:スポットライト>2016.04/19 さすがアメリカ 真実を報道することが、ジャーナリストの使命 この映画をオスカー作品賞に選ぶアカデミーもさすが 正義が生きている国家は強い |
<日本の古典を読んで>2016.04/02 和書 百人一首(全)の中の「いにしえの 奈良の都の八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」 伊勢大輔 百人一首 61番 が一番大好きになった それが心入り 今年は八重桜に興味津々、久々に花見が楽しくなった ・4/6朝、散歩コースの公園で、やっとニ輪咲いた ・4/12備忘録 八重桜 ・4/23菜園に八重桜を植樹 来年が楽しみ 咲く色香形の美しさも然ることながら、散り際のいさぎよさも劣らない美しさあり 武士道 ・上野誠: 道の古代 の講演会がよかった |
<日本の古典を読んで>2016.02/17 和書 今昔物語集の「武士の心ばえ」巻25第12話 「源頼信朝臣男頼義射殺馬盗人語」 武士の原点を感じた これぞ武士 解説:池上洵一/壺斎閑話 ・凄く気に入った文面(今昔物語集 角川ソフィア文庫ービギナーズ・クラシックス P146〜148から引用) ・月の中の兎、八幡太郎義家、藤原為時の話を小学のころ母から聞いた記憶が、この本が元だったとは |
<古今和歌集を読んで>2016.02/12 和書 古今和歌集 ・秋来ぬと 目には さやかに見えねども 風の音にぞ おどろかされぬる 藤原敏行 確かに、色づいた葉っぱや落ち葉などを見たり、肌寒さを感じたりして 秋が近づいていると思う しかし田舎に住んでいると 日が落ちて、縁側に座っていると、涼しい風が突然吹いてきて、ああ、もうすぐ秋が来るなあ、と思ったことがある 風は見えない、何かが風で動いたり、皮膚で感じたりはするが 相当の風力がないと聞こえるものではない きっと笹の葉のようなものが、こすれ合ったのかもしれない しかし、秋を、風の音で捉え、詠うには風流人でないとできない ・色見えで 移ろふものは世の中の 人の心の花にぞ ありける 小野小町 一発で惚れた 色見えで、と来ると、どうしても、何がと次の言葉を読みたくなる、そのお誘いが実に絶妙 そして 人の心は花の色のように、時とともに心変わりし、飽きて気移りし、都合によって気が変わりもする 人の心は色とりどりで百花繚乱でもある 映画「花様年華」を想い出す ・忘れ草 何をか種と思ひしは つれなき人の 心なりけり 素性法師 忘れられてしまうことは 男女間だけにとどまらず 人間関係があるところには、つきものである それを人の心DNAと、忘れ草の種で比喩し、血統とか生い立ちにまで言及している 更に、君が代がここにあったとは・・・ |
有事の当事者に一番必要なものは、平静の心 座右の書に 日頃、平時な状況で、傲慢尊大に尤もらしく言っていても 緊急事態に陥った時に、自分を見失い、冷静に対処できなければ 医師としての資格はない Aequanimitas ➡ Calm soul William Osler 血が溢れ出て、心肺停止寸前の患者を、適切に処置する”赤ひげ” 赤ひげ診療譚 山本周五郎もオスラーと同じ考えだった |